今後の国家公務員の受験は早期着手を

国家公務員試験が平成24年度より変更になる。

この情報自体は随分前から知れ渡っていたし、何も新しいことでもありません。

しかし、やはり受験生にとってはたいへん気になることであって、また、合格という観点では機にして欲しいということでもあります。

いったいどうすれば良いのか?

それは、いち早く面接試験に着手すると言うことです。

国家公務員に限ったことではありませんが、公務員受験生は面接試験を苦手にする人が多く、直前になって焦るパターンが一般的です。その結果、本来であればもっと良い志望動機などが考えられたはずなのに中途半端に終わってしまう。

それではせっかく筆記試験をパスしても台無しになってしまう、ということです。

早め早めに動いていく、そういった行動力が非常に大切になります。

志望動機もじっくりと考えれば良いものができるはずです。

参考サイト ⇒ http://www.mensetsu-shitsumon.info/knowhow/

面接試験はテクニックでは本質で勝負

公務員試験の面接試験がこれから始まっていきます。

就職試験といえば面接試験は当然のように重視されて、就活といえば半分以上を面接対策で費やすというのが一般的です。

しかし、公務員試験の場合には筆記試験を重視する受験生が多く、それは当然です。なぜならば、今までの公務員試験の合格パターンというのは、筆記試験で高得点を獲得して、面接試験は無難に乗り切るということが王道といわれてきたからです。

しかし、平成24年度の国家公務員試験は新採用試験へと変更になります。どのように変更になるのかというと、「人物重視になる」ということです。

筆記試験偏重の公務員試験から脱却し、面接試験でもしっかりと評価を行うという方針転換で、面接試験の得点も高いものとなっています。

そこで、面接試験を突破するためのテクニックが知りたい!ということになるのですが、これは資格試験と同じように魔法の方法というものは存在しません。大切なのは、しっかりとした志望動機を組み立てて、自分の中に一本の柱を確立すること。つまり、軸をしっかりと持つということなのです。

合格者の声がたいへん参考になります。

公務員面接試験合格体験記

テクニックではなく、本質で面接試験は勝負することで突破可能なのです。

面接試験に比べれば筆記試験は簡単?

受験の中でも、最も大変だといえるのが「面接試験」でしょう。

面接試験が好きな人はほとんどいないと思います。筆記試験であれば客観的な基準がありますから(正答が存在する)合否についても納得がいくものです。

しかし、面接試験の場合にはその基準も曖昧で、なんとも決定的なものがないまま評価進んでいってしまうということがあります。

合格すればなんということもなく、面接官に対して極めて好意的な眼差しを向けることができるのですが、不合格になるとすると面接官を敵対視したくなる、それが人情でしょう。

実際、教員採用試験などでは面接試験に対するウエイトは極めて高く、模擬面接を徹底して行うことが選考に残る上で大きなポイントになります。

そう考えれば、客観的な事実に基づく「筆記試験」は面接試験などに比べれば努力が報われる試験であるとも言えます。

面接試験ももちろん努力することで対応力を引き上げることはできるといえますが、やはり人が人を評価するというのはどうしても根拠が不明確で、必ずしも納得行く結果になるとは限りません。

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面接合格の胆はやってみること

公務員試験は、進学などの受験勉強と違って「就職試験」であるから、自分の人生にとっては一大事的なものとなります。

受験勉強の基本というのは、「やってみる」ことが大前提となります。

受験というのは、出題された問題を解けるかどうかが重要であって、わかっているかどうかはそれほど意味がありません。分かっていようが、分かっていまいができればそれで受験を突破することができるのです。

ですから、受験突破のコツは、とにかく問題を繰り返す解くことにあります。分かるか分からないかではなく、できるかできないか。これは、全ての受験に共通しており、例外はありません。

実は、公務員の面接試験も同じことが言えます。

そしてそのための有効な武器が模擬面接なのです。模擬面接とは、実際に面接をやってみるというものです。公務員試験の勉強をしている受験生は、筆記試験はひたすら問題を繰り返すのに、面接試験となるとイメージするだけに留めてしまうという傾向にあります。

これでは、上達するはずがありません。やってみるという前提から外れてしまっているからです。

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公務員試験で面接が重要視される理由

従来までの公務員試験は、どちらかというと学力重視の傾向にありました。

公務員試験は第一次試験と第二次試験に大きく分けられ、一次試験が筆記試験、二次試験が面接試験となっています。

そして、公務員試験の関門といわれていたのが一次試験、すなわち筆記試験です。民間の就職試験では学力試験はそれほど重要視されません。それは、頭が良いということが必ずしも仕事ができる人材であるという保証はないからです。

もっといえば、勉強ができるかどうかという頭の良さは、直接的に仕事ができるかどうかとはあまり関係がなく、むしろ、その学生がどういう性格や特徴を持っているのかということの方がより重要であるということを民間企業は気付いていたのです。

ですから、最低限の学力と適性があれば、あとはどんどん面接試験を行なって、より人物重視の採用基準を設けようということが早くから行なわれてきました。

一方で公務員の世界は、まだまだ学力重視の傾向にあったのです。ですから、筆記試験をパスすることがとにかく重要で、面接試験はどちらかというと「顔合わせ」程度のものでしかなく、重要視されることはありませんでした。

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